無料でも使える便利なサイクリング向けアプリ

無料でも使える便利なサイクリング向けアプリ

便利なスマホアプリはたくさんありますが、自転車向けのアプリもいろいろあります。今回はサイクリングの時に役立つアプリをいくつかご紹介しながら用途別に使い分ける方法を調べていきます。

おすすめしたいサイクリング向けアプリ

まずは今回おすすめしたいサイクリングで役立つアプリをリストアップしておきます。

  • STRAVA
  • Garmin Connect
  • Ride with GPS
  • Relive
  • Google Map

今回は地図機能やトレーニング記録、走行情報などの機能が搭載されているアプリをご紹介しようと思います。どれも人気のアプリで利用者も多いので実際に使ってみると、その人気の理由も分かると思いますので、実際に無料で使ってみてください。

また、今回ご紹介するアプリの他にも「自転車NAVITIME」や「Cyclemeter」など役立ちそうなアプリもたくさんあるのですが、自身が使用しているものを中心にご紹介していきます。

STRAVA

STRAVAは世界中で多くのアスリートなどが利用しているトレーニング記録やルート案内機能などが利用できるスポーツ用アプリで、自転車はもちろんランニングやウォーキング、水泳やカヤックに加え、ヨガやウェイトトレーニングに至るまで、様々なジャンルのスポーツに対応していることが特徴です。

実際に私は日々の走行記録やインドアサイクリングのトレーニング記録をSTRAVAで行っています。自転車のみならずランニングなども楽しんでいるので、総合的に日々の運動量をグラフなどで確認することができるので、モチベーションの維持にも役立っています。

また、ソーシャルメディアとしての機能もあるので、知り合いの利用者と交流したり、セグメントと呼ばれる区間ポイントを同じように走っている人たちと自分の走りを比較することもできるので、いろいろな楽しみ方が備わっています。

無料でも利用できますが、年間6,300円(月額525円)のサブスクリプション契約を行えばルート作成機能などのすべての機能が利用可能になります。もし無料の範囲で物足りないと感じるのであれば、サブスクリプション会員に登録するのもいいかもしれません。

Garmin Connect

Garmin ConnectはSTARAVAと同様にトレーニング記録と分析に特化したアプリです。このアプリ自体にはルート作成機能などの付加機能はありませんが、Garmin(ガーミン)製の時計やサイクルコンピュータなどと連携(ペアリング)して利用することで、走行記録やトレーニング記録を管理することができます。

私はGarminの時計は持っていないのですが、GarminのサイクルコンピュータとZWIFTを利用しているので、それぞれペアリングさせて走行記録をSTRAVA同様にGarmin Connectにも記録しています。

こちらのアプリ自体は無料ですが、このアプリだけでは機能しないので、トレーニングや走行記録を計測できる機器をお持ちで日々のトレーニングの記録・管理をしたい方におすすめです。

また、Facebookやスマホに登録されている連絡先と連携させることで、友達と情報を共有したり、グループ機能でコミュニティーに参加することも可能なので、新たな仲間を見つけることもできます。

Ride with GPS

その名の通り、GPSと共にライドするアプリということで、地図系ルート案内、ルート記録に特化したアプリです。記録ボタンを押して走れば、GPSの機能で走行の軌跡を地図上に記録していくことができて、標高情報なども記録してくれるので、走行区間のアップダウンなどの情報が収集できて、シェアすることもできます。

有料会員になれば、本格的にルートの作成や走行後のルートの修正なども行うことができますが、走行記録を残したいだけであれば、無料会員でも十分に使えるアプリです。

また、走行時に経過時間やスピード計測なども行ってくれるので、ちょっとしたサイクルコンピュータとしても利用することができるので、サイクルコンピュータをお持ちでない場合は利用することで、ちょっとした楽しみが手軽に追加できるのでおすすめです。

なお、PC版(スマホアプリではなくPCでRIDE with GPSにログイン)で設定をすることによって、前述のSTRAVAやGARMIN Connectとも連携することができるので、フィットネス情報と組み合わせて走行記録を振り返るのも楽しみ方のひとつになりそうです。

Relive

Reliveの最大の特徴はGPSの軌跡と、その途中で撮影した写真をドラマチックにムービーとして自動生成してくれる機能が備わっているところです。この動画に登場する地図もバードビュー(鳥の目線)のような見せ方で非常に美しく走行の軌跡を表現してくれるので、見ていて面白いです。

ただこの動画生成機能は有料版のみの機能なので、お試し版でチェックするか、他のユーザーの投稿例をチェックしてみて、使っていくのであれば有料会員になるしかありません。

SNSでドラマチックに自身の走行記録を旅のレポートとして共有する際などには効果的なアプリです。

Google Map

スマホユーザーであれば必ずインストールされているであろう地図ソフトがGoogle Mapですよね。クルマでの移動の際はもちろん、電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合にも役立つグローバルに活躍しているアプリです。

地図上にはたくさんの立ち寄り場所(名所)に関する情報も満載なので、グルメや歴史に触れる旅の要素を補うためのツールとしても非常に有効だと思います。

また、すべての場面で有効ではありませんが、自転車での移動経路も表示してくれます。ただ、自転車で長距離移動を想定して経路検索しても表示されないので、クルマの移動経路を参考にして、有料道路を除外しながら経路を選ぶ必要があります。だから個人的には自転車での移動経路をメインに設計している地図アプリと併用するのがいいのではないかと思っています。

無料で利用するには工夫が必要

いくつか無料アプリをご紹介してきましたが、無料版では使用できる機能の制限があったりするので、やはりフル活用しようと思うと有料版の方が優れているのですが、工夫次第で無料版でも楽しむことができると思っています。

とにかく無料で楽しむ組合せは

Google Map + Garmin Connect

Garmin Connectに対応する機器が必要にはなりますが、ルート案内と走行記録を無料で楽しめる組合せは、Google Map + Garmin Connectになるのではないでしょうか。Garmin Connectの対応機器としては、Garminウォッチやサイクルコンピュータ、スマートトレーナーなどが対象になります。

自転車がメインの方はサイクルコンピュータのEDGEシリーズがおすすめ。もし私のようにランニングもやっているならスマートウォッチを選ばれる方が良いかもしれません。

もし有料版に登録するなら

連携先の多い「STRAVA」がおすすめ!

自転車もランニングも楽しんでいる私としては、STRAVAは有料版を利用しても良いかと思い、実際に有料版を使用しています。サポートされているスポーツも多いのでアクティビティを記録して自身の成長を確認するのに役立つと思いますし、ルート作成機能や他の機器との連携機能も豊富なので、ステップアップして利用範囲を拡張する際に便利だと思います。

実際に私の場合、STRAVAをZWIFTやGarmin Connect、RIDE with GPS、Reliveなどとも連携させてみているのですが、汎用性の高さは非常に優秀だと感じています。セグメント ランキング機能もモチベーションの維持・向上に一役買ってくれると思います。

まずは無料版やお試し版を使って機能をチェック

最後に、いろいろと便利なアプリがありますが、無料版の範囲では物足りないようにアプリは設計されているので、お試し版で少し有料版の機能を使ってみて、ご自分のスタイルにマッチするかどうかをチェックしてみましょう。

道順が知りたいだけならGoogle Mapでも十分ですが、たくさんのサイクリストがおすすめしているルートをチェックして実際に挑戦するには、STRAVAやRIDE with GPSが良いでしょう。また、サイクリングをトレーニングとして位置付けている方にはSTRAVAやGarmin Connectが最適かと思います。

いろいろと試してみてご自分のスタイルに合わせてアプリを活用していきましょう。

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